Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
下司 和男; 飯泉 仁
Journal of the Physical Society of Japan, 51(4), p.1047 - 1048, 1982/00
被引用回数:3 パーセンタイル:53.14(Physics, Multidisciplinary)重水素化チオ尿素SC(ND)の衛星反射(0.2)を、試料に電場を印加した場合と印加せぬ場合につき、中性子回折によって調べた。印加電場0の場合、199K附近にみられる弱い強誘電性を示すIII相の温度領域で、は連続的に温度変化をするのに対し、印加電場129kVmの場合、約2.6Kの温度範囲にわたっては、1/8の値にクランプされる。すでに報告した電場-温度相図と対照することにより、チオ尿素のIII相の強誘電性は不整合格子周期が8Coにロックインされる機構によって生ずることが明らかになった。
下司 和男; 飯泉 仁
Journal of the Physical Society of Japan, 48(1), p.337 - 338, 1980/00
被引用回数:41 パーセンタイル:91.77(Physics, Multidisciplinary)[N(CH)]ZnClの不整合衛星反射(h,0,l(1/3-))を中性子散乱によって調べた。不整合パラメータ-の値はII-I相転移点(23.6C)において-0.086である。の絶対値は温度硬化に伴って小さくなり、強誘電キューリー点(7.5C)に於て不連続的に0になる。この結果から、[N(CH)]ZnClの強誘電性も他のKSeO型強誘電体と同様に、不整合-整合相転移によって誘起されることが明らかになった。[N(CH)]ZnClは、他のKSeO型物質に較べ、の符号が反対であること,の絶対値がきわだって大きいこと,三次の衛星反射の強度が強いことが特徴的である。
下司 和男; 飯泉 仁
Journal of the Physical Society of Japan, 48(2), p.697 - 698, 1980/00
被引用回数:29 パーセンタイル:89.22(Physics, Multidisciplinary)中性子回折によって、RbD(SeO)の強誘電キューリー点の直上に存在が予想される中間相を調べた。その結果、キューリー点の上約3Kの温度範囲にわたって、不整合構造を示す中間相があることを確認した。不整合パラメーターの値は0.003程度で、これまで調べてきた(ND)BeFなどのそれに較べて約1桁小さい。